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原発トラブルについて その3
福島原発のトラブル・・・
1号機から始まって3号機、2号機、さらに停止中の4号機もトラブルだとか・・・

今、わかりましたね・・・
人類には核分裂エネルギーを制御するまでの成熟に至ってないと。
これを完全にコントロールできるノウハウが完成していない・・・

なぜこんなにトラブルが続発しているのか・・・私なりに分析してみたいと思います。

トラブルが続発している原因
その1
いったんこういうトラブルがあり、放射能が漏れると現場に近づけないので目で確認できない・・・
よってニュースなどでは「~の可能性を否定できない」というコメントしか出ない結果になります。
その目で見えないで、計器類の指示値でしか判断できないので、何が起こっているのかは当事者でも把握することが難しい・・・

その2
爆発などで計器類の指示値が信用できなくなっている・・・いや!計器類は複数付いているので、例えば同じ場所に設置されている圧力計が3つあるとすると、2つはAkg/cmを指している、しかし残りのひとつがBkg/cmを指しているとすれば、本当の圧力はAなのかBなのか非常に迷うこととなります。
結果的には2つの圧力計が指している圧力Aを正しいと判断することとなると思いますが、その判断をするまでには色々な評価をする必要があり、万が一Bが正しい場合のリスクをも計算する必要があります。
なので対策をひとつ打つにも相当な時間がかかり、対策が後手後手に回ってしまう。

その3
1号機だけならともかく、1~4号機の設備の全てを点検確認できる体制にすることが難しい。
これはどれだけ人がいても、設備全ての状況をリアルタイムで監視することは無理です。
さらにトラブルが長引くことにより、人は疲れ、疲れが蓄積します。
こういう状況は錯覚、判断ミス、判断遅れを非常に起こしやすい状況になっています。
なので複数の人が同意した判断でしか対策ができず、判断が分かれた場合は、それを評価するのに相当な時間がかかってしまう・・・。

上記のような理由により、この問題が長引いていると私は思いますね。

この問題(原発トラブル)は、いずれ必ず収束する日が来るとは思いますが、その後原発を取り巻く状況がどうなっていくのか・・・非常に不安が残ることとなりました。

原発を止めて江戸時代に戻るのか、あるいわ、火力発電所を元に戻し二酸化炭素を撒き散らして人類の栄存年数を縮めるのか?あるいわ、リスクを抱えたまま原発を運転し続け、快適な生活を送りつつ、不安を抱えたまま生きるのか・・・
人類は非常に重大な選択を迫られる日が近いかもしれません。
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【2011/03/15 19:51】 | 凡庸な日々 | トラックバック(0) | コメント(9) | page top↑
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コメント
忘れてました^^;
ひょいさんが原発関係のプロであることを
忘れていました。
もっと早くブログを覗くべきでした(笑)

ハルマゲドン到来か、と思わせるような大地震と
巨大津波・・・自然に対して我々人間がいかに
無力な存在なのか思い知らされた5日間でした。

原発事故も設計時に想定した以上の地震だったと
云われれば納得してもいいか、と思いました。
そりゃそうでしょうね。こんなハルマゲドン的な地震を想定して
デザインしたら、想像もつかないコストを喰うと思います。

ましてや、その”怪獣”の上に建てるんですから
絶対に100%という安全はないでしょう。
我々は今後とも原子力に頼らざるを得ないのは死活的に
必要なことですし・・・。
自然に滅ぼされるのは我々人類の絶対的な宿命です。
仕方がないことです。

しかし、人為的なミス、手違い、行き違い、連絡不十分等々
こんなケアレスミスで滅ぶのはお断りです。
なぜ、東電幹部は「我々にも命がけで対策に当たっている
担当員がいるのです!彼らに神の加護を・・・下さい」くらい
記者会見の場で絶叫する幹部はいないんでしょうか。
どんなに危険な作業を下部職員が敢行しているのかに
思いを致さないのだろうか?と義憤を感じます。
社員とともにリスクを共有し、運命を共にするくらいの
気持ちを持った役員の一人や二人、居ないのだろうか

東電に人はいないのか!と叫びたい気持ちです。
東電のトップは太平洋戦争の戦艦の艦長並みの
覚悟がいるのではないでしょうか?
ヘタをすると国を滅ぼしかねない核の管理を任されている
トップなんですから・・・。
一件落着したら、東電が行うべきなのは役員人事です!!!
【2011/03/15 23:44】 URL | 鬼 #SVN37ShE[ 編集] | page top↑
No title
今日の毎日新聞(だと思います)「撤退」という文字が出ています。
東電社員が撤退するという意味でしょうが、そんなことしたらどうなるんでしょう?
覚悟を決めろと総理は支持してますが・・・
今、さらに白煙が出ているとの報道、TVの解説者も「白煙が水蒸気としても、ずいぶん時間が長すぎる」との事。単にもひょいさんから教えていただいたマイクロからミリシーベルトになってます。これって収束にむかってるんですよね?
【2011/03/16 11:47】 URL | Moyuru(モユル) #mQop/nM.[ 編集] | page top↑
ミリ・シーベルト
1ミリ・シーベルト=1マイクロ・シーベルト×1000じゃ
なかったですか?
【2011/03/16 16:08】 URL | 鬼 #SVN37ShE[ 編集] | page top↑
こんばんは^^
すみません、舌足らずのコメントでした。
報道されている単位がマイクロ・シーベルトからすすんでミリ・シーベルトという単位をよく耳にするようになってきました。
ニュースで見ましたが、電線を修理し電源さへ使えるようになれば、急速冷却の機械を使用できるそうです。そうなれば大丈夫とのこと。
【2011/03/16 20:17】 URL | Moyuru(モユル) #mQop/nM.[ 編集] | page top↑
No title
鬼さんへ。
おっしゃるとおり現場で対応に当たっている方は映画アルマゲドンの決死隊と同じ運命に近いところまで来ていると思います。
しかもひとつのプロジェクトを遂行すれば良いという状況ではなく、1~4号機のさまざまなトラブルの即時に対応する必要が迫られ、先は見えない、作業する環境が劣悪、さらに日本の命運を握っていると言う、もはや人間では耐え切れないプレッシャーの中で対応されていると思いますね。
なので、これらの方たちが少しでも楽に作業できるよう、東電も国も全力でバックアップする必要があります。
その点、国も東電幹部も原子力の技術について非常に知見が低い方がマスコミ対応をされているようで、まったく何が起こっているのかわからないままマスコミに発表しているようで国民も不安が募るばかりだと思いますね。
これ、いったいどうしたもんでしょう??と言う感じです。

またシーベルトの単位については、過去記事の私のコメントに詳細を書いていますのでご覧ください。↓

http://eostk.blog57.fc2.com/blog-entry-412.html

モユルさんへ。
トラブル周辺の放射線がマイクロからミリに単位が変わっていると言うことで、これはまったく収束に向かっていません。
決定的なKOパンチはまだ食らっていませんが、問題は拡大するばかりでボクシングで言うと顔面はガードしているが、右から左からパンチが飛んできて、いつガードがはじかれKOされてもおかしくない状況になっています。

また電源の件ですが、そうなんで電源さえ回復すれば、使えそうな冷却系統がいくつもあるので収束しそうなんですが、これがいったい、いつ復旧するのか??
ここが最大の問題です。
発電所に電源車が用意され発電していると言うことなんですが、100V、200V程度じゃまったく話になりません。
冷却系統を動かすポンプは数千ボルトの電源が必要なんです。
【2011/03/16 20:56】 URL | ひょい。 #-[ 編集] | page top↑
こんばんは
ひょい。さんの解説・分析を興味深く読ませて頂きました。

僕は原発推進には、それしかないので止むを得ないとういう消極的賛成派でした。
でも、ここ数日でその考えは変わりました。
それじゃあ、原発以外でどんな方法があるのか?それはわかりません。
水力や風力発電ではとても追いつかないのでしょう。
でも、原発以外でクリーンなエネルギーって何かないのだろうか?人類の英知を集めて開発する必要があると思います。
【2011/03/16 21:47】 URL | maru #HfMzn2gY[ 編集] | page top↑
No title
maruさんへ。
私も、それほど推進派と言うわけではなく、次のエネルギーへの橋渡し的存在だと思っています。
ただ次のクリーンエネルギーで今すぐに使えそうなのがないんですよね~
ちょっと調べてみたんですが、例えば風力発電では1基当たり2000kw程度の発電量のようですが、原子力発電所は1基当たり1000000kwなので桁が3つ違います。
もちろん今後の技術の向上により、風力、太陽光、波力、水力、地熱などを総合的に組み合わせ原発が必要でなくなる日も来るとは思いますが、多分私が生きている間は無理かな~と思っています。

それに私の場合原発がなくなると失業してしまうので、ここが困り物なんですけどね^^;
【2011/03/16 22:24】 URL | ひょい。 #fsi09bqQ[ 編集] | page top↑
詳しい・・・。
非常に詳しい記事で ありがたいです。

ただ、今回の対応は後手々々に回った感はいなめません。
非常停止までは良かったが、その後の「冷やす」作業がこれほど
困難なこととは・・・。
東京電力の危機管理にもかなり問題がありますね~。
(国の方は、東電の発表そのままですし)
IAEAが乗り込んできたのも分かる気がします。
【2011/03/18 22:03】 URL | 勝手新四朗 #m1zLIDMs[ 編集] | page top↑
No title
勝手四朗さんへ。
私もこれだけ冷却に足踏みするとは夢にも思いませんでした。
原発はこういうトラブルに対して複数の自家発電を持っており、ひとつの自家発電機が壊れても、予備機があるんです。さらにそのどちら壊れても、まだバッテリーを用意していて(ただしバッテリーは1日ぐらいしか持ちません)3段階のバックアップ対策をしていたんですが、自家発電が予備機を含めて全滅・・・バッテリーを使用したものの外部電源が復旧できずやがてバッテリー切れ・・・
本当に最悪の事態になってしまいました。
現在外部電源を復旧していますが、最悪の事象になる前に間に合うのかどうか?
ここが今回のトラブルを収束できる最大のキーポイントになります。
【2011/03/19 11:32】 URL | ひょい。 #fsi09bqQ[ 編集] | page top↑
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