新聞棋譜その2
第二譜です。
以下新聞記事のコピー↓

第47期県名人B級県大会

hukui04.gif


▲96歩△94歩▲77銀△54角▲26飛車△52金左▲16歩△22飛車▲66銀
△43角▲45歩△35歩▲55銀△24歩

「三つの突っかけに」
いずれ後手角は左に引くのだろう。そこに残る先手玉のコビンの薄さ、
そのあたりをどのように戦っていくかが本譜だろう。
9筋の歩を突き合ってからN君(*1)は77銀と上がり、54角(*2)に
26飛車と浮く。放置しての35歩(*3)は与えられず。
52金左に16歩、Y下(ひょい)は3分の読みで22飛車と転じるが
ここでN君は66銀と勝負に出る。コビンの怖さは一目だが、ここは
開き直りも兵法の一つ。角頭から4筋の攻め合いにウエートをかけたの
だろう。
Y下は小考で43角と何かのときの当たりをさけるが、ここは予定の
ところとN君は45歩と突っかける途中図を決める。

hukui06.gif


同歩なら同桂、44銀(42銀なら44角でつぶされそう)56銀、
35歩、55銀左とぶっつけていこうというのか。
もちろんY下の読みも角頭の薄みがある上に二枚の敵銀と正面から
争っては利あらずと前手を継いで35歩と怪しげな変化球。(*4)
対して同歩なら45歩と取り同桂に44銀、46銀に32飛車が狙い
筋となっているのだろう。(*5)
そこで出るN君の55銀に、Y下はさらに変化の拡大と24歩と突っかける指了図。
(観戦記者 福太郎)

hukui05.gif


以上新聞記事↑

ひょいコメント
*1:N君は小学校6年生の福井県小学生名人君
*2:私が54角と指すことはめったにないです。普通は43角か32角
*3:54角に56歩なら35歩がある。55歩に36角と切り込める。
すなわちこの筋が見えての54角だったわけです。
*4:45同歩はさすがにやられると思いました。観戦記は45桂馬ですが、77角と打たれるのも嫌な筋(55銀~45桂馬)この筋は筋違い角党にとってもっとも嫌な筋なので、45歩の仕掛けは機敏だと思いました。よって戦線拡大の35歩。
*5:32飛車と転換する筋は私も読んでました。(←というか、観戦記者が私の読んだ手を当てようとしているので変な言い回しですが^^;)
それともう一つ他に24歩と指し同歩なら25歩(に同飛車は同飛車で満足。同桂馬なら24飛車で後手満足)の選択もあるので紹介しときます。(すなわち35歩は角道を25地点に通した手ということ)

第三譜はまた後日。
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【2007/10/20 14:39】 | 非定跡な自戦記 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
観戦記者は・・・
福太郎氏は居飛車党なので、筋違い角側の意図を図りかねている印象ですね。
N屋君の指し手は「さすが県・小学生名人」という指し方でよどみがないですね。
【2007/10/20 23:29】 URL | 勝手新四朗 #m1zLIDMs[ 編集] | page top↑
No title
福太郎氏・・・その正体は??私の知っている人だろうか??ひょっとしたら会長さん??

N君の指し手は狙いを持った意思のある手でした。こういう子は強くなりますねー。
【2007/10/21 21:00】 URL | ひょい。 #-[ 編集] | page top↑
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